禁煙は、非常にストレスを感じる行為です。しかし、タバコを吸えばストレスが解消されると言う訳ではありません。
タバコに多く含まれるニコチンは、神経伝達物質のセロトニンと同じような働きをして気持ちを穏やかにする効果があると言われています。
しかし、喫煙者のセロトニン量は、非喫煙者よりも少なくなっているので、喫煙する事で失われたセロトニンが元の状態に戻っているだけにすぎません。
セロトニンが不足している分を、ニコチンで補って精神状態を保っているのです。つまり、喫煙はストレスを解消しているのではなく、喫煙でストレスを溜めやすい体質になっているので、喫煙して一時的に状態を元にもどしているだけなのです。
ストレスを感じる時は、精神的なものだけではなく、振動や騒音、ケガといった身体が感じるものでもストレスの原因になります。タバコの煙は、有害物質を多く含む刺激物であるので、体にダメージを与え、ストレスを蓄積する事になります。
禁煙による、ニコチン不足のストレスは、平均で2週間でおさまると言われているので、タバコに頼らずリラックスする方法を見つける必要があります。
このリラックスの方法の一つに、自律訓練法があります。自律訓練法は、自己催眠を利用したリラックス法で、消去動作を行って、体がほぐし気持ちをリラックスさせましょう。禁煙によるイライラは、自立神経の乱れによるものなので、意外と深呼吸をする事で、鎮めることができます。